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ヨガ指導者に知って欲しい身体の基礎知識 産婦人科医 高尾美穂

2017.5.7ブログ

2017年5月1日(月)

警固神社で開催 参加者数70名

 

【高尾先生のヨガ講座】

ヨガ指導者に知ってほしい

女性のカラダの基礎知識

代替医療の1つとして、病気と不調の間の溝を埋めるのがヨガです。

西洋医学とヨガを使い分ける事が、

ヨガの効果を最大限に引き出すためには必要です。

体に痛みや不快感を感じる時、検査で異常が見つかり“病名が付く状態”と、

“異常は指摘されなくても不調を感じている状態”の場合がありますが、

両者の間には大きな隔たりがあります。

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その隔たりを埋める為にヨガは効果的です。

女性特有の不調の溝を埋めるのにもヨガを発揮します。

その為にもその痛みや不快感の原因が病気なのか、

最初に検査することがとても重要です。

ヨガと西洋医学、双方が補い合って、

より良い状態を目指すことが重要です。

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ヨガインストラクターとして知っておくべき女性の体の構造。

「西洋医学を敵と思わない」ということをインストラクターの皆さんにお伝えします。

痛みや不調に対してヨガができる事、西洋医学ができる事がそれぞれあります。

ヨガと西洋医学のそれぞれを上手く活用し、

痛みや不快感の原因を知った上で使い分けることが大切です。

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例えば、

生理不順とは具体的に何日を超えると生理不順の範疇になるのか

・生理痛にも重い・軽いがあるけれど、どこからは正常範囲を超えていることになるか

・生理痛の際の薬との付き合い方

・ホルモン療法(低用量ピル・ホルモン補充療法)に関する正しい知識・理解

・骨盤底筋、女性ホルモン、ホルモンバランスといったヨガ業界でも

キーワードとなっている言葉の正しい知識

こういったことは生徒さんに質問されることも多いと思います。

指導者としてぜひ知っているべき知識だと思います。

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今回は女性のカラダの基礎知識①②を開催しました。

次回12月は③④を開催します。

溢れている情報の中から正しいものを選択する

能力がいま求められています。

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