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九州初開催講座! アナトミック・アジャストメント(2日間集中講座)内田かつのり

2016.5.23ブログ

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『骨・筋肉』、『怪我をしない・させない』に次ぐ、
押さえておくべき「体」の講座!
ヨガ解剖学の理論でアジャストメントを解き明かす!
内田かつのり流 アジャストメントの極意(本質)を極めよう!

<福岡・小倉>
2016年 初開催決定!!
ヨガ+ピラティス スタジオ arugamama
6月11日(土)、12日(日)13:30~18:30

【受講料】
25,920円(事前お振込み制)
※1日単発受講は不可とさせていただきます。
リテイク価格16,200円
※リテイクされる場合にも2日間通しでのご参加とさせて頂いております。
※リテイクの方は、お申込みフォームのコメント欄に『リテイク』とご記入ください。

 

ヨガ解剖学講師内田かつのり先生のよる、
ヨガインストラクターにとって必要不可欠なスキルの1つ “アジャストメント”の講座!!

しかし、このアジャストメントに苦戦しているヨガインストラクター
は少なくないようです。

・そもそもやり方がわからない
ティーチャートレーニングで数時間かけて学んだけれど、忘れてしまった

・様々な生徒がいるクラスの中で、その人にあった
必要なアジャストメントが何か、咄嗟に判断ができない

・自信がないから踏み込んでアジャストできない
→中途半端な触れ方になってしまい、結果として思ったような効果が出ない

・力加減がわからない

指導の現場では、こんな声が聞こえてきます。

これらのお悩みを解決する重要な鍵は、 「ヨガ解剖学」にあります。

ヨガ解剖学の理論を活用したアジャストメントを身に付け、
自信をもって生徒の身体に触れられるようになり、
そして生徒から「○○先生のアジャスト、とても気持ちよかった!」
と言っていただけるようなヨガインストラクターを目指しませんか?

※レポート作成のため、写真撮影をさせて頂きますが、予めご了承下さいますようお願い致します。

ヨガ解剖学の理論を活用したアジャストメント
を身につけるとどうなるの?

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アジャストメントにおいて、
各関節の可動域、筋肉の仕組みなど、身体の構造に沿った確かな裏付け・理論
を理解することがとても重要です。

例えば、何故その方向に身体を引くのか?
何故太ももをその方向に回すのか?
why?(何故そうするのか)を理解していると、

・全てのアーサナのアジャストメントの“形”を覚えなくても、様々なアーサナに応用できる。

・生徒の個人差を理解し、必要なアジャストメントが何かを判断できる

・安全なだけでなく、アーサナを深め、生徒の本来の能力(伸びシロ)を引き出すアジャストメントが可能になる。

内田かつのり先生からのメッセージ

僕はヨガ解剖学にも哲学があると常々主張しているのですが、例えば、
ヨガ解剖学を活かしたアジャストメントから『中庸』を知る事が可能になるはずです。

本来、アジャストメントとは形があって形が無いものなのです。あるアーサナに対して、
そのアーサナをする意味、そして目的地へと導く事が必要とされますが、個人差・個体差・体格差などがあり、
簡単なものでは有りません。
しかし、ある一定の約束事が理解できたならば、何らかの形で、アーサナへ効かせる事が可能になります。
その最大の要素が身体への『中庸』です。
強すぎず、弱すぎず・痛すぎず・心地よい!という位置を、人様の身体を通して感じさせて頂く事は、
何よりの財産になります。
個人差・個体差という違いを通し、絶妙のバランスを探るその腕こそが、アジャストのプロであり、
職人としてのヨガインストラクターになります。
そして、そこには必ずヨガ解剖学を通して『人とは何か?』という大きな海が見えてきます。

①『アジャストなんて簡単ですか?』
僕がさせて頂いている各講座では、何らかの形でアジャストメントの実践が存在します。しかし、各講座ではアジャストそのものをしたい訳でなく、その講座本来の目的に向かう為、寄り道としてのアジャストになります。その為、それは限られた僅かな時間でしか有りません。『形だけ見たならば簡単かと思ったのですが…全然うまくいきません!!』その寄り道としてのアジャストの時間、そのような言葉を幾度となく耳にします。当たり前の話ですが、アジャスト…決して簡単ではないのです。

形だけみて、僅かな時間で、誰もが自分のものに出来るのならば、それに越した事はないですが、どのようなジャンルでも、プロになるには熟成していく時間と学びが必要なのかと思います。

②『見様見真似のアジャストになっていませんか?』
アジャストには、アーサナ毎にある一定のパターンがあるようですが、そのアジャストの完成形だけを最後の形として捉えて本当に大丈夫なのでしょうか?

アーサナを創り上げている身体の各関節ポジションはどうなっているのか?
今、目の前の生徒さんの各関節ポジションはどうなのか?
本来のアーサナの完成形とその方の差は、どの関節ポジションに問題があるのか?

ヨガ解剖学の中にある本質が見えていないと、答えは闇の中になってしまいます。アジャストとは本来、身体という名の宇宙が見えていないと、行えないものですが、形だけの見様見真似のアジャストに捉われてしまうと、アーサナ本来の意味から離れてしまう事があります。

例えば、何かのアジャスト写真だけを見て、あのアーサナのアジャストは『こういうものだ』と決めつけてしまう、それは、かなり危険な事なのです。

③『今のアジャスト…本当に安全ですか?』
アジャストで身体を痛めてしまった…という話。悲しいですが、何度も耳にしています。
ヨガという名の性質上、皆さん、穏便に済ませているようですが、これを違う形に置き換えてみませんか?
鍼灸治療の中で、怪我をさせてしまった…。もしくは病院にて、医療事故にあってしまった場合を想像して下さい。どうでしょうか?やはり問題ですよね。つまりアジャストの中での怪我というものは、本来、インストラクターがきちんとした責任をとらなければならないものなのです。

医療ではないからとの思いが、責任の重みを少なくさせてしまいますが、その意識は、医療と同等にもってこそ、本当のプロであり、本来のインストラクターとしての姿かと、鍼灸の現場から覗いてみたら思うのです。
安全なアジャストについて、改めて謙虚になっていきませんか?

④『そのアジャストの意味…お解りでしょうか?』
アジャストに関するWSや講座では、アーサナ毎に普遍的なパターンを繰り返し実践されているようです。さまざまな型としてのアジャストは勿論大切ではあります。
ここで、改めて、最初の地点に立ち戻ってみませんか?

ヨガ解剖学を活かしたアジャストは、身体の構造に沿った確かな裏付けが存在しています。アジャストそのものをただなぞることは、テクニックを身に着ける事の一つではありますが、そもそも、ヨガ解剖学の本質とは異なるものなのです。
例えば、「肋骨を開いたり、閉じたり」などの言葉によるアジャストがありますが、教科書的には肋骨に関する関節運動を、閉じる開くという言葉ではあまり表現しないかと思います。

では、何故、その方向に身体を引くのでしょうか?
では、何故、その腕を持つのですか?
では、何故、その太ももを回すのですか?
では、何故、その肩甲骨を押さえているのですか?
では、何故、背中側に回るのですか?
では、何故、効果が出ないのですか……

⑤『今日のアジャスト…アーサナは深められましたか?』
アーサナ本来の意味を辿っていけば、身体への変化が要求されるはずです。
それは、やがて身体の変化が心の変化に繋がるからです。
そのような意味から本来、アジャストとは隠し味としてのスパイスになっていなければなりません。スパイスとは微量で料理の味を左右する、とてもパンチの効いた隠し味とも解釈できます。

筋肉や、骨がわからないから、解剖学的なアジャストでなく、ヒーリング的なアジャストをしていく。そんなアジャスト方法も理解出来ます。
また、身体に触れる恐怖感から、『腰の引けたアジャストになりがちです…』といった声も良く耳にします。
腰のひけたアジャストは、確かに怪我はさせにくいかもしれませんが、アーサナ自体が深まりにくいのも、また事実かと思います。

一つ山を乗り越え、やはりアーサナそのものが深まるようなアジャストの本質を実践しそこから、参加して下さった方の笑顔を引き出していけるようなクラス創りをしていく為には、ヨガ解剖学を駆使したアジャストは欠かせないかと思うのです。

⑥『個体差を踏まえて生徒の身体に触れていますか?』
講座の中で、よく写真を撮られる風景があります(本当は禁止させて頂いていますが…)。その想いは十分に理解出来、形という模倣から入る事も大切ですよね。しかし、その模倣だけに頼る事は、絶対に危険な事かと思います。

何故ならば、人には個体差・個人差といった独特の個性が存在しています。
同じ構造、同じアーサナをしていても、複数の生徒さんの中で同じアジャストは一つたりとも有りません。
アーサナ中、手に触れた時の感覚は全く違うものなのです。
僕が講座中に触れさせて頂いているアジャストは、形としては、誰にも同じかもしれませんが、その時々、幾つもの要素を変化させています。
圧力、力の入れ方、立ち位置、腕や足の使い方、プロップの利用(壁、ベルト、ブロック、ボルスター)、生徒さんの服、汗の状態など…。

その瞬間、瞬間、咄嗟に出せるインストラクターとしての引き出し、その中身を充実させ、錆びつかせない事も必要だと思いませんか?

講座内容

『アナトミック・アジャストメント』2日間集中講座

■肩・背骨・骨盤・股関節回りのヨガ解剖学的アジャストメントの実践
(その他の関節のヨガ解剖学的アジャストメントも時間的余裕があれば行います)

■関節本来の動き・可動域の確認

■個体差・個人差の確認、それぞれの可動域チェック

■可動域に隠された代償行為のチェック法

■骨の形状からの触察法

■ヨガ解剖学的アジャストメントの為の、筋肉の知識

■アーサナ本来の目指す場所
強すぎず・弱すぎず―“中庸”というバランスの実践