内田かつのり先生によるヨガ解剖学テーマ別ステップアップ講座
『膝関節セラピー』開催されました!
『膝関節セラピー』の講座風景をご紹介します!!
このワークショップでは、名前の通り、
ヨガで最も痛めやすい、ケガをしやすい繊細な場所の1つと
言われている膝にフォーカス!
そもそも、なぜアーサナで膝を怪我しやすいのか?
まずは、膝関節の構造を知ることから始まりました!
数名のグループに分かれて、先生から出される質問について
自分たちで答えを探していきます。
各グループには大腿骨(膝上の脚の骨)~腓骨(膝下の脚の骨)の骨模型をご用意しました。
実物大の骨を見て、触って立体的に捉えると、平面的なテキストの図
だけでは掴みにくいリアルな感覚を残すことができます。
「こんなところに こんな骨があったんだ!」という発見があったり、
大腿骨と腓骨の接触面がどうなっているのか見たり、
さらに、仲間同士膝の骨、周りの筋肉を触察したり
アーサナをとりながら、確認することで体感していきましたね。
その「トリコナーサナ」の膝、安全ですか?
例えばトリコナーサナでよく聞かれる
「膝をゆるめて、母指球を踏む」といったようなリード。
何故そうした方がいいのか、ご存知でしょうか?
逆に、正確にリードをしないことによって、ミスアライメントを
誘発し、生徒さんに怪我をさせてしまう可能性が潜んでいること。
トリコナーサナのときに膝の使い方をちょっと間違えると、
膝に過度のテンションがかかり、膝裏辺りにいや~な痛みがありませんか?
これぞ、まさに危険信号。
実は膝関節を伸ばすときに必ず起こる人間の生理的構造が大きな鍵なのでした!
その構造がわかっていれば、正確に言葉を選び、正しいアライメントに
導くことができます。
“わかっているつもり”でも実は
知らないこと、わかっていないことが本当にたくさんありますね…!!
講座に出てくださった皆さん、明日からぜひ、今日学んだ膝の構造を
意識しながらご自身のプラクティスでも実践してみてくださいね☆